日常のふとした瞬間に、お部屋の片隅でキラリと光る透明な輝き。そこに描かれているのは、愛おしい家族である愛犬や愛猫、そして色鮮やかなお花たち――。写真とはまた違う、まるで光の魔法を閉じ込めたような美しいガラス絵に出会ったことはありますか?
今回は、ガラス板という透明なキャンバスに命を吹き込み、世界に一枚だけの特別なアートを生み出しているグラスペイント作家のOrie(オリエ)さんをご紹介します。
SNSを通じて多くのペットオーナーさんの心を掴んで離さない、その作品の魅力や制作の裏側にある温かい想いに迫りました。
「Orie Glass Atelier(オリエ グラス アトリエ)」というブランド名で活動されているOrieさんは、南仏生まれのガラス用絵の具を使用し、ガラス板に直接ペイントを施すグラスペイント作家さんです。
主にInstagramやminneを舞台に作品を発表されており、そのどこかノスタルジックで温かみのある世界観が今、とても注目を集めています。
Orieさんが生み出す作品の最大の魅力は、なんといってもひと目で心を奪われる「唯一無二のツヤ感」です。つるりとしたガラスの質感と、絵の具が持つ独特のぷっくりとした厚み、そして光を透過したときの美しさは、紙やキャンバスに描かれた絵画とは一線を画す特別な存在感を放っています。
中心となる価格帯は5000円〜20000円。決して安価なものではありませんが、手元に届いた瞬間に「一生の宝物になる」と確信できるような、高いクオリティと職人技のようなこだわりが詰まった作品ばかりです。

Orieさんの作品の前に立つと、まるで美しい絵本の一ページを開いたときのような、優しい物語の世界に迷い込んだ気持ちになります。
デザインのベースとなっているのは、どこかクラシカルな雰囲気が漂う「カメオ」のようなスタイル。主役となる動物やお花を中央に配置し、その周囲を繊細な装飾や美しいカラーリングで彩ります。
手描きならではのやわらかい線を表現するために使われているのが、「ゴールドのアウトライナー(輪郭線を描くための専用の絵の具)」です。このゴールドのラインが、ガラスの透明感と見事に調和し、作品全体に上品で華やかな格式高さを与えています。
きっちりとしたデジタルな絵とは異なり、一本一本の線に息遣いを感じるからこそ、描かれた動物たちの表情が今にも動き出しそうなほど生き生きとして見えるのですね。

今でこそ多くのファンを魅了するOrieさんですが、グラスペイントの世界に飛び込んだのは、ある日SNSで流れてきた一本の動画がきっかけだったそうです。
「SNSで偶然見かけたガラス用絵の具、それを用いたグラスペイント作品に一目惚れをし、すぐに道具を取り寄せました」と、当時のときめきを振り返るOrieさん。運命的な出会いに突き動かされるようにして、独学での挑戦が始まりました。
その初期衝動の根底にあったのは、「ガラス絵の具特有の透明感・ツヤ感で、私自身の大切なものを描きたい。複製のできない特別な1枚を生み出し、日常を彩りたい」という純粋な願いです。
ご自身にとってもかけがえのない大切な家族である、ワンちゃんやネコちゃんといった動物たち、そしてお気に入りのお花たち。それらを「形に残したい」という私的な愛情からスタートしたからこそ、Orieさんの作品には、見る人の心をじんわりと温めるような深い優しさが宿っているのでしょう。
現在、Orieさんがメインで手がけているのが、オーダーメイド作品である「うちの子オーダー ガラス絵 ペットカメオ」です。多くの飼い主さんにとって、ペットは言葉通り「家族そのもの」。だからこそ、Orieさんは制作において絶対に譲れない強いこだわりを持っています。
それは、あらかじめ用意された決まった型に当てはめて描くことはしない、ということです。
「作品の色味や雰囲気、描くモチーフなどを丁寧にヒアリングし、お客さまのお気に入りの1枚になれるよう、一からデザインを考えます」
ひとくちに「犬」や「猫」と言っても、毛並みの色、瞳の輝き、その子が持つ空気感はみんな違いますよね。Orieさんは、飼い主さんとの対話を重ねることで、その子の個性をしっかりとキャッチし、頭の中でゼロからデザインを構築していきます。
注文から手元に届くまでの納期は1か月程度。この時間は、Orieさんが一筆一筆に魂を込め、世界にたった一枚の宝物を仕立て上げている贅沢な時間なのです。

日々、ガラスと向き合いながら繊細な作業を続けるOrieさんですが、制作中のアトリエにはどのような空気が流れているのでしょうか。
集中力が求められる制作中、欠かせないお供として挙げられているのが「YouTubeの手作り作家さんの制作動画など」だそうです。同じように何かを創り出しているクリエイターたちの姿や、黙々と作業を進める映像が、心地よいBGMであり刺激になっているのかもしれません。
また、新しい作品のアイデアが降ってくる瞬間について伺うと、「外出中に可愛い配色を発見した時」という答えが返ってきました。
ふと街を歩いているときに見かけたお洒落なポスター、自然豊かな公園で見つけた植物のグラデーション、あるいは誰かのファッション。日常の何気ない景色の中から「美しい色」を敏感に察知するアンテナを持っているからこそ、Orieさんの作品はいつも新鮮で、洗練されたカラーバランスで私たちを楽しませてくれます。

現在は、ラッピングは行っていませんが、今後は「プレゼント用にも選びやすいように」と、ラッピングの導入も検討中とのこと。大切な人への贈り物として選ばれることも多いため、これが実現すればさらに嬉しいお買い物体験になりそうです。
また、「うちの子オーダー」というペットの肖像画だけでなく、季節の移り変わりを感じられるモチーフや、Orieさん自身の感性をそのまま爆発させたオリジナルの原画作品も、時々ゲリラ販売されています。
さらに、枠にとらわれない柔軟さもOrieさんの魅力。「うちの子オーダー以外でも、ご要望に合わせて様々なガラス絵を描かせていただくことも可能です」とのことなので、例えばウェルカムボードや、記念日の特別な記念品など、あなたの「こんなの作れますか?」というワガママも、きっと素敵なガラス絵にして叶えてくれるはずです。

ここで、Orieさんからこのブログを読んでくださっている皆さまへ届いた、温かいメッセージをご紹介します。作品に込められた熱い想いが、真っ直ぐに伝わってくる言葉たちです。
はじめまして、グラスペイント作家のOrieと申します。
南仏生まれのガラス用絵の具を用いて、ガラス板に直接ペイントを行っております。
主に描いているのは動物やお花。
特にメインの作品として、うちの子オーダーのガラス絵を描かせていただいております。
私がグラスペイントを始めたきっかけは、自分の家族である犬や猫たちを、特別な形で残したいという思いからでした。
飼い主さま達の
「うちの子が世界で一番かわいい」
そんな気持ちを、そのまま形にしたいと思って制作しています。
ガラスの透明感、ガラス用絵の具の独特の質感と、ゴールドのアウトライナーを用いた手描きならではのやわらかい線で、その子の魅力をやさしく引き出せるよう心がけています。
写真とはまた違う、少しだけ特別で、キラキラと美しく、物語を感じるような表現を大切にしています。
日常の中でふと目に入ったとき、思わず笑顔になるような存在になれたら嬉しいです。
また、季節のモチーフやオリジナルの原画作品も、時々販売しています。
「うちの子が美しい肖像画に」「もらって嬉しい」「ずっと飾りたくなる」
そんな一枚になるよう、心を込めて制作しています。
その他、うちの子オーダー以外でも、ご要望に合わせて様々なガラス絵を描かせていただくことも可能です。
ご興味がございましたらぜひ、私の作品たちを見にきていただけると嬉しいです。
ーOrie
「うちの子が世界で一番かわいい」という飼い主さんの愛に寄り添い、それを写真とは違う「物語を感じる表現」で残してあげたいという言葉に、胸がじつと熱くなります。お部屋に飾られたガラス絵を見るたびに、優しい笑顔になれる生活が目に浮かびます。

- 作家名:Orie(オリエ)
- ジャンル:グラスペイント(ガラス絵)
- ショップ名:Orie Glass Atelier
- 価格帯:5,000円〜20,000円
- 納期の目安:1か月程度(オーダーメイドの場合)
- SNS:Instagram
- オンラインショップ:minne
- お手入れ方法: 乾いた布や乾いた筆などで、優しくホコリを取り除いてください。水拭きで絵の具が剥がれる可能性はとても低いですが、力を入れたり、鋭利なものが当たると絵の具が剥げる可能性がございますのでご注意ください。
- 注意点: ガラス板に直接絵を描いておりますので、強い衝撃が加わると割れる可能性があります。小さなお子様や動物が触れられない場所に飾っていただけますと安心です。
Kotte!まとめ
Orieさんの言葉一つひとつから、動物たちへの深い愛情と、手作りに対する真摯な誠実さが伝わってきて、すっかりファンになってしまいました。光の当たり方で表情を変えるガラスカメオは、まさに日常に極上の彩りを与えてくれる芸術品です。
大切な家族の「今」の可愛さを、色褪せない輝きとして残してみませんか?ぜひ一度、Orieさんの作品に触れてみてください。

こって。ハンドメイド 
